記事: 縮毛矯正配合表と配合例と注意点
縮毛矯正配合表と配合例と注意点
2024年2月5日更新
ここに書かれている縮毛矯正の調合表はあくまで目安です。参考にして頂いていいのですが、実際の髪の状況を見てみないと何とも言えません。
まずはご自身で検証して頂きご使用ください。
⭐️こちらは配合表です⭐️
新生毛(縮毛をした事が無い毛)と既矯正毛(1回でも縮毛をした事がある毛)に分かれています。
👉バージン毛で癖が強く太い毛質の方はバックの部分だけドライヤーや加温器で熱を少し当ててあげると浸透されやすく癖が取れやすいです。20人に1人くらい温めるお客様がいる程度ですが、頭に入れておいて下さい。放置時間は基本25分、追加で5分、MAX合計40分までにして下さい。
👉 スピエラですがここに書かれているのはパイモアさんのGRATS R33です。スピエラ濃度42%(チオ換算33%)を基準に配合表は作られています。同じものを使ってもいいですし、濃度は違っても配合量で調整して頂ければどんなスピエラでも問題ありません。
👉この表ではGMTはKAMIKAIのGMTプラス21を使用しています。
GMTプラス21はGMT濃度は64%(チオ換算35.2)
👉このGMTプラス21はこの矯正剤に合わせて作ってます。とても相性がよく質感がいいので比べてみて下さい。
⭐️いくつか配合例を載せておきます⭐️
自店のお客様はウェーブが戻る事がほぼないのでリタッチを推奨していて毛先までやる事がほぼないのですが他店から来た新規のお客様を例にあげますね。
〜例①〜
【履歴】
1年前に縮毛履歴あり。カラーも4ヶ月に一度されてます。
根本薬剤👉H:S:G:SP(70:30:10:4)
毛先薬剤👉毛先は髪質改善のヒートケア11です。
放置タイム👉25分
【before】
【after】
👉毛先は縮毛の履歴があり癖がそこまで出ていなかったので、あえて自然な仕上がりにする為、還元剤を使用せずに酸熱トリートメントのみで仕上げてます。
〜 例②〜
【履歴】
約1年前に縮毛しています。カラーはしていません。毛先は切って縮毛あける時はほぼバージン毛です。
全体薬剤👉H:S:G:SP(90:10:10:5)
放置タイム👉25分
【before】
【after】
👉この方はほぼバージン毛ですので、一気に全体同じ薬剤です。
〜 例③〜
【履歴】
縮毛は他店で半年前。カラーもご自身で2ヶ月に1度してるみたいです。カラーの塗布ムラなどが目立ちます。元々の毛はしっかりしていますが、ダメージはかなりあります。縮毛のウェーブの戻りもかなりあります。
根本薬剤(主にバックの根本部分)👉H:S:G:SP(70:30:10:4)
毛先薬剤(顔まわりのカラー毛と毛先)👉H:S:G:SP:6番(30:70:10:4:5)
放置タイム👉25分
※セルフカラーをされてるので、顔まわりの自分でカラーされてて痛みの強い部分は毛先の薬剤で入ってます。
【before】
【after】
👉縮毛の履歴があってもここまでウェーブが戻っている場合はGとSPはしっかり入れないと伸びません。あとセルフカラーの方のダメージもしっかり見極めて配合と塗布の仕方を工夫して下さい。
〜 例④〜
【履歴】
1年前に他店で縮毛履歴あり。カラー毛、髪質も普通位の太さ。
毛先に多少のウェーブの戻りがあり全体縮毛していきます。
根本薬剤👉H:S:G:SP(50:50:10:4)
毛先薬剤👉H:S:G:SP:6番(20:80:4:4:5)
放置タイム👉25分
【before】
【after】
👉しっかり癖が伸びて自然な仕上がりですね。毛先が綺麗に内巻きに入ってます。アイロン操作で工夫すれば毛先もしっかり伸ばせて内に入ってくれます。
〜例⑤〜
【履歴】
縮毛履歴なし。10ヶ月前にブリーチしてまとまりが悪くなってしまって少しある癖を取りたい。今後カラーはしないで黒髪に戻していく。
根本薬剤(黒髪部分)👉H:S:G:SP(70:30:10:4)
毛先薬剤(ブリーチ部分)👉H:S:G:SP:6番(20:80:4:4:10)
放置タイム👉25分
【before】
【after】
👉そこまで癖は無いので根元は簡単にクセは取れます。毛先は薬剤設定間違えなければ問題なく質感も出せます。
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