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記事: カラーリングの教科書(KAMIKAI版)

カラーリングの教科書(KAMIKAI版)

2024年2月5日更新

〜目次〜

⭐️11番を使った髪質改善を紐解く
⭐️カラー剤を紐解く
⭐️ リフトアップをする時の髪質改善
⭐️ 根本のリタッチカラーと毛先髪質改善
⭐️ ブリーチについて
⭐️ ブリーチの時の薬剤の使い方
⭐️ マニキュアやヘナとの相性は?
⭐️カラー後のバッファー剤の必要性
⭐️ KAMIKAIの11番だから出来るカラー髪質改善の理由

 

KAMIKAIではカラーと同時施術可能な11番を使った髪質改善をメインにしてます!

まずはベーシックから工程を追いながらポイントや考え方を紐解いていきます。


⭐️全体カラーで毛先はリフトアップではなくカラー剤に11番と06番を混ぜた時のやり方と注意点です!

〜工程①〜
・まずカラー剤を根本と毛先で分けて作って下さい。

・根本の薬剤は06を総量の5%〜10%入れます。

・毛先には、なるべく酸性カラーか弱アルカリカラーを使ってOXYは 3%以下を使って下さい。

・その毛先のカラー剤の総量に対して06を10%、11を5%入れて下さい(これは色味と質感バランスのいいベーシック配合です)質感重視の配合も↓にまとめておきます。

👉カラーの放置タイムを15〜20分置く事を前提に薬剤選定して下さい。

👉根本に06を5%〜10%入れるのは質感を毛先と合わせるのが目的です。基本根本部分は痛みが無いのでケアをする必要はあまりありません。あくまで質感調整の為に入れます!

👉なるべくなら毛先は弱アルカリか酸性のカラー剤が望ましいです。リフト力が必要ないならば、アルカリの量が多い事はデメリットにしかならず、無駄に髪を痛めつけるだけです。あと仕上がりの質感もかなり違ってきますし、色の持ちも全く違います。ない場合は仕方ないですが、髪質改善とカラーと同時にやるメニュー展開をしていくのであれば必須アイテムだと思ってます。全く違って来ますので是非取り入れて下さい。

👉カラー髪質改善の効果
カラー剤に06と11を足すことによりキューティクルの剥離や内部成分の流出を防いだり、ダメージ抑制の部分がとても大きいです。

それとダメージ部分にカラー剤と一緒に入った栄養素が色素と一緒に定着します!この時にアルカリカラーよりも弱アルカリカラーの方が髪へダメージも少ないですし、内部への栄養素の定着も良くなります!

それとKAMIKAI商品には酸熱効果に加えセラックやラクトンといった熱により効果を出す成分も多く含まれてます。それらの成分と色素に加え内部栄養素がしっかり留まり効果を出すので、あの様なしっとりした質感を出す事が出来ます。

カラーをしない髪質改善と比べ補修効果は低くなりますが仕上がりはどっちもかなりしっとりまとまる髪になります。

カラーのダメージを極限まで減らし、補修を行うのでやる前よりも仕上がりが良くなります!

更にカラーの色味は薄くなりますが、もっと06や11の配合量を増やす事で更に質感は上がります。

 👉この11番は強い酸性に寄せずに弱酸性のph6.0で作る事に成功してます。この11番はカラー剤と混ぜる事を前提として作っているので、phが酸性に寄っているとカラーと混ぜた時のカラー剤のphを下げ過ぎてカラー剤の力が発揮出来ずにかなり使いづらくなり相性も悪くなります。

👉他の酸熱でよく聞くギシギシになる、次のカラーが出来ないなどのマイナス要因を減らせたのも、このphがかなり大きく関係しています。

 

〜工程②〜
・プレシャンプーしてタオルドライもしっかりして(時間が取れない場合はスプレイヤーで)毛先の部分をウエットにした状態で16(2倍希釈、正常な反応ですが軋みが出ます。無理にコーミングしないで下さい)と17と付けます。

・17を付けると質感が一気に変わります、変わった事を確認してからよくコーミングや揉み込んで毛先全体に馴染ませてください。

・その後事前に作ったカラー剤でいつも通りにカラー塗布して、乳化もしっかりしてシャンプーまでしてください。(放置タイムは15〜20分は置けるようにしてください。)

👉16と17を付けて滴る様な水分が残っている場合はタオルで拭き取って下さい。カラーにとって脂質や油分は大きな影響はでませんが、水分は別で色味も薄くなりますし、リフト力も下がります。なので16、17を付ける前のタオルドライも重要になります。

👉普段からカラーをウエット塗布してる方は慣れてるので問題無いと思いますが、ウエット塗布にする事で若干色味は薄くなりリフト力も多少下がります。

👉ウエット塗布のメリットもあります。ダメージ毛で毛先が色が入り過ぎるのを防いだり、薬剤使用量も少なくなります。あと塗り易いので塗り残しや色むらなども減りますし、髪にとってはウエット塗布の方が優しいです。僕は根本はドライでもいいと思ってますので、リフトアップ以外はウエット塗布をする様にしています。

 

〜工程③〜

・シャンプーが終わったら軽く水分をとりバッファー剤(7倍希釈)を髪全体に付けてコーミングと揉み込みをして(1、2分したら)流します。

👉カラーをしたらバッファー剤を必ず取り入れた方がいいです。(縮毛、パーマなどもそうです)バッファーをするしないで次回来店時の状態が大きく変わります。

👉KAMIKAIのバッファー18(7倍希釈)は特徴的で超高濃度レブリン酸を使用してます。バッファーとして使う様にphや粘性の調整をしてますが、あえて同じ質感の酸を使ってます。基本バッファー剤は使うと軋んだり褪色したりして嫌がる人も少なくありませが、このバッファー剤は使っても質感が下がる事はありません。アルカリ除去やph調整、キューティクル補正、消臭効果、酸熱効果アップなどいい事が沢山です。

 

〜工程④〜
・バッファー剤を流したら、02つけて揉み込んでそのまま03を付けてコーミングして1、2分したら流します(この時にスチーマーなどあればして下さい)

※ダメージが強くてパサつきが酷い人にはバッファー剤終わった後に再度16と17を追加するのも効果的です。その後02、03と進んで下さい。(16と17を入れる事によって更に保湿されます。16をつけ過ぎたり濯ぎが甘かったりするとベタ付く可能性もありますので髪の状態を見て判断して下さい)

 

〜工程⑤〜
・セット面で乾かす前に04を全体に塗布してから乾かします。

・毛先のパサつきが強い人はオイル系のトリートメントを毛先に足して下さい。

・完全ドライした後にアイロンでしっかり熱を浸透させて終わりです!
 
*配合目安*

👉根本は06を5%〜10%まで!これ以上入れると白髪染めなどは色味が少し薄くなります。06を入れる事で毛先との質感を合わせる事に繋がります。基本根本部分は痛みが無いのでケアをする必要はあまりありません。あくまで質感調整の為に入れます!

👉毛先

色味重視→06を10%、11を5%

質感重視→06を10%と13、14、15で10%と11を10%

色味無視、質感に振り切る→06を30%と13、14、15を10%と11を10%



*注意点とポイント*
・リフトアップする時に11を5%以上入れるとリフト力や色の入りも悪くなります。

・カラーと酸熱を同時にやる場合はカラー剤が付いてる状態でヒートキャップや熱をあてる事はしません。自然放置にして下さい。

・髪質改善でない最後にアイロンしないカラーだったとしても06と11を入れるだけでかなり仕上がりの質感は良くなります。


 

⭐️ここでカラー剤を紐解いて簡単に髪に与える影響やダメージの原因について簡単にまとめておきます。

👉OXYの%が与える影響
アルカリカラーのOXY6%!これがダメージの1番の原因です。

髪の内部のメラニン色素を壊すにはアルカリ剤とOXYの %が高くないとメラニン色素を多く壊す事は出来ません。色素を壊すのと同時に髪の内部や表面でも多くの物を破壊します。

明るくしたいならば仕方がないですが、そうでない場合はアルカリ量とOXYの%は低く設定した方がいいです。

OXYの%が低いとリフトアップする速度も緩やかになります。ブリーチなどもOXYの%を減らす事で反応が緩やかになったりリフト力が弱くなったりします。

アルカリカラー剤しかない場合はOXYの%を下げて毛先を塗ると髪への負担も減りますし、質感、艶感、色持ちなどは必然的に上がります!根本のリフトにはOXYの%は必要なので1手間ですが塗り分けをする様にしましょう。

👉カラー剤のアルカリ量
後は前から何度も話しているアルカリの量です。アルカリの量が少ないとリフトアップはあまりしません!OXYとアルカリが合わさる事でメラニンを壊す作用が働きダメージに繋がります。髪のダメージだけ考えればこのアルカリも少ないに越した事はありません。

OXYは発色の関係で最低限ある程度の%が必要になりますので、このアルカリの量を減らす事で分かりやすくダメージ抑制に繋がります。

👉phの変化がもたらす影響
後はphですがアルカリカラー剤と弱アルカリカラー剤とではphに差があまりない物が多いです。

phはカラー剤を浸透させたり中に入りやすくする為にあるのでphは最後にきちんと戻してあげれば、phを傾けたからってphが直接ダメージの原因にはなりません。

ダメージが強い髪は既に浸透しやすいのでphはそこまで高い必要もありません。ただ髪のphがアルカリ性に傾くとかなり髪の毛は膨潤しデリケートな状態になります。コーミングなどには気を付ける必要はあります。

👉まとめるとカラーのダメージはOXYの%とアルカリ剤の量で決まってきます。つまりは明るくする力が強い薬剤程髪への負担は大きくなります。 
ですが色素を発色させ定着させる為にある程度のOXYの%は必要です。なのでOXYの%を下げるには限界があります。
なのでリフトアップをする必要の無い毛にはダメージを減らしながらカラーをするにはアルカリの量を減らす必要があるんです。

 

 

⭐️リフトアップをする時の髪質改善のやり方と判断と注意点

👉リフトアップする時に先程と同じやり方でやる事も出来ます!普段アルカリカラー剤のみを使われてるサロンでは先程のカラー剤に06と11を入れるやり方でもかなり違いが出ると思います。

👉弱アルカリカラー剤を使われてるサロンではリフトアップの時の質感はやはり少し劣ります。

 

 

⭐️色味よりもリフトアップをメインでやりたい場合の11番をカラー後にする髪質改善

工程マニュアルと重複してるので工程の説明は簡単にします。

〜工程①〜
・毛先を塗るカラー剤の総量に06を10%、11を5%入れてカラー剤を作る

👉限界まて明るくしたいならそのままドライ塗布

👉質感も重要視したいならプレシャンプーかスプレイヤーで濡らして16.17をつける

👉 カラー剤は総量に対して06を10%、11を5%入れて下さい。入れすぎるとリフト力が弱くなります。根本と毛先と剤が分かれる場合には毛先に入れて下さい。

👉カラー剤はドライのままの方がリフト力は高いです。

〜工程②〜
シャンプーを終えたらタオルドライで水分を拭き取り16、17付けてコーミングして流さずにシャンプー台で11番を付けてコーミングと揉みこみをしながら5〜7分程おきます!(スチーマーなどがあればスチーマーなどで浸透させて下さい)

👉この11番がバッファー効果抜群ですのでこの後のバッファー剤は必要ありません!いくら褪色しずらいレブリン酸といえどカラーしたばかりで色素の定着が不安定なのとレブリン酸濃度が高いので明度にもよりますが、ここでは少し色が抜ける事は頭に入れておいて下さい。特にブリーチ毛の場合は注意が必要です。

〜工程③〜
5〜7分置いたらしっかり流して軽く泡だてをします!
その後02付けて流さずに03付けてコーミングして1分程置いて流します。

👉11番を付けた後は必ずシャンプー剤で軽く泡だてをして下さい!水洗のみだと髪に少し残りベタついた質感になる恐れがります。

〜工程④〜
セット面で04を付けてドライしてアイロン仕上げです!アイロンはいつもの様にしっかりと熱を与えて下さい!

👉このやり方はカラー剤に06と11を混ぜてますがリフトアップしてますので髪には負担がかかっています。ですが11番を使った酸熱トリートメントでアフターケアまで組み込まれてます!このやり方で11番では無く、12番を使用はしない方がいいです。癖を取るには時間をもう少し置きたいですし、12番の方が少し色味が抜けやすいのでアフターでやるには向いてないです!

👉12番を使ってやるのであれば12番の髪質改善をしてアイロンまで終わってからカラーをするといいです。
ただ時間がかかり過ぎるのと時間単価が悪いので当店ではメニューに組み込んでません。
やる事は可能ですしそれに合わせた料金とメニューを組んであげるといいかもしれません。

👉普段のカラーでもそうですが、リフトアップのカラーをした場合、シャンプー後にバッファー処理を必ずして下さい。これをするのとしないのとでは次回来店時の状態が大きく変わります。ここではシャンプー後の11番が十分過ぎるバッファー効果を出しますのでバッファー剤を使う必要はありません。

 

 

⭐️根本のリタッチカラーと毛先髪質改善

ここでは根本のカラーを塗って毛先には髪質改善をします!
当店でもそこそこやる方が多いメニューです。

〜工程①〜
・カウンセリングをしてお客様に見せながら11をカップに入れ、必要な栄養素(06、13、14、15)を説明しながら11の総量に対して10%〜20%足していきます。

 〜工程②〜

・プレシャンプーして毛先の部分をウエットにした状態で16と17と付けます。17を付けて質感が変わった事を確認してからコーミングや揉み込んで毛先全体に馴染ませてください。

👉いつもカラー剤が滲みてしまう方や時間が無い場合は毛先をスプレイヤーで濡らして下さい!

 

〜工程③〜
・根本のカラー塗布します(毛先に髪質改善の薬を付けて15〜20分放置出来る薬剤設定にして下さい)。

・毛先には先程作った髪質改善の薬剤を塗布して15〜20分放置してシャンプーです。

 

〜工程④〜
・シャンプーが終わったら02つけて揉み込んでそのまま03を付けてコーミングして1.2分したら流します(この時にスチーマーなどあればして下さい)

👉カラーがリタッチなのでバッファーを省いてますが、やれるようであればやった方がいいです。

 

〜工程⑤〜
・セット面にで乾かす前に04を全体に塗布してから乾かします。

・完全ドライした後にアイロンでしっかり熱を浸透させて終わりです!

👉カラーや縮毛と酸熱を同時にやる場合はカラー剤や縮毛剤が付いてる状態でヒートキャップや熱をあてる事はしません。

 

 


⭐️ブリーチについて

ブリーチについて話していきます。

今ではこのKAMIKAIの縮毛の様に縮毛矯正がかなり負担を減らして出来るのでブリーチが美容師の技術の中では1番髪に負担をかける技術だと思ってます。

ブリーチ剤はただひたすらに髪の内部のメラニン色素を壊します。それ同時にキューティクルはズタズタになり髪の内部の結合や成分もどんどん壊され流れ出てしまいます。中のメラニンだけ壊してくれれば1番いいのですが、メラニンを壊すのと同じくらい髪全体を壊していきます。
それとカラー剤と違い色素が無いので髪の中には色素も定着しないので、髪の中はスッカラカンになります。

ブリーチ剤もOXYの量や%によっても減力したり速度を遅くしたりの調整は可能です。

👉簡単にOXYの量を増やせばリフトの力は弱くなります。メーカーや剤の作り方にもよりますが基本1:1が1番抜ける様に作られてる物が多い様に思います。

👉次にOXYの%です。この%が下がるとリフトするまでに時間がかかります。単純にリフト力も減りますが速度が遅くなるので1人塗布の時や根本を調整したい時などに使えます。
この辺は皆さんご存知だと思いますので簡単に説明しました。

 


⭐️ブリーチの時の薬剤の使い方

 ブリーチ剤にも06と11が有効です。

👉06はサプリの中でも1番補修能力と髪の強度を上げる力があります。特にアルカリに対して有効に働く様に作ってあるのでブリーチの中でもしっかり仕事をしてくれます。

👉11も同様に内部が壊れていく中でもダメージ抑制してくれます。この組み合わせがベストです。

👉ただカラーと比べ髪がダメージホールだらけになるので残せる栄養素や結合は少なくなります。ですが使うと分かると思いますが仕上がりの手触りや質感は格段に上がります。ケアブリーチ効果としては絶大です。

👉使い方は同じで基本はブリーチ剤とOXYの総量に06を10%と11を5%です。この比率であれば普段のブリーチとほぼ変わらないリフト力になります。
その比率を上げるとブリーチ効果が弱まり質感は上がります!
思いっきりブリーチしたければ基本の比率で、減力して質感を求めれば量を増やして下さい。この時に06以外のサプリは使いません。ブリーチの時は髪の強度と脂質がかなり低下するので06が1番向いてます。

👉一応参考に比率を書いておきます!
ブリーチ剤とOXYの総量に対して
基本06を10%、11を5%
ケアメイン06を20%、11を10%(リフト力が低下します。その分質感は上がります)
これ以上と配合するとブリーチ本来の力を失ってきますので、OXYの量や%で調整して優しいブリーチ剤を作って下さい。

 

👉ブリーチ後のカラー髪質改善の注意点
ブリーチ後にカラー髪質改善をする時のポイントは色味の入り方をきちんと知っておく事です。06や11を入れるのと入れないのとで差があるのか?特にブリーチした後のカラーでは色味の発色が鮮やかな分少しの差が見た目に現れます。
12レベルくらいであれば大きな差に見えなくてもブリーチした後ですと少し差が出てきます。

毛束で検証した結果を張っておきます。

 

ブリーチ毛では4番はよく見ると少し差があります。
12レベルではほとんど差を感じない程度かと思います。
毛束で差が見えると全体に染めた時にはそれなりの差が出ます。当店でもカラー剤に06と11を混ぜて髪質改善をしてますが、ブリーチ毛の時以外はベーシックな配合ではそれほど気にせずにカラーしています。
ブリーチ後にカラーをする場合で質感を重要視する時は色味を少し濃いめにつくる事もあります。
まずはご自身で検証し色の入りや質感を感じてからご使用頂ければと思います。
あとブリーチしてて仕上がりがハイトーンの場合は最後のアイロンでも色味が少し飛びます。この辺もどのくらい飛ぶのかが分かるとそれを計算して色味を作ればいいだけなので、検証してみて下さい。

 


⭐️マニキュアやヘナとの相性は?

こちらは自店ではマニキュアもヘナもやってませんので、薬剤が出来た時に検証をしましたがその後は全く行えてません。
一応僕が試した結果を載せておきますが、必ずご自身で検証してからお使い下さい。

*マニュキア*
11番髪質改善のアイロン後にマニュキア塗布→マニキュアは問題無く染まってました。
マニキュア後の髪質改善→マニキュアは少し色が抜けます。
マニキュアと髪質改善の薬剤は混ぜれません。同時に出来ないのでコストパフォーマンスは悪いです。

*ヘナ*
11番髪質改善後のアイロン後にヘナを塗布→ヘナの入りは入らない事は無かったですが、染まりは悪かったです。
ヘナしてから11番髪質改善→やはり色が抜けます。ヘナもあまりおすすめ出来ないです。

マニキュアとヘナはやる事を前提に作っていませんので、質感、色味、時間を取ってもおすすめは出来ません。

 


⭐️カラー後は必ずバッファー剤を使って下さい。

バッファー剤はプラスのケアではなくマイナスのケアなんです。

👉痛んでるところに栄養素を入れるのがプラスのケア、残留アルカリや、加水除去などカラー後に起こり得るダメージを事前に防ぐ。これがマイナスのケア。

👉どっちも大事ですが、なるべく痛ませない!僕はこれが最も大事だと思ってます。痛ませなければケアも必要ないですし髪の状態はいいに越した事はありません。

ただこのマイナスのケアはその日にすぐに見えるものではないので、数ヶ月に渡りケアをし続ける事で結果となって現れます。お客様にきちんと伝える事でここではこんなケアもしてくれるのね!となります。必ずやって必ず伝えていきましょう!

 

 


⭐️KAMIKAIの11番だから出来るカラー髪質改善の理由

 KAMIKAIでは何故カラーと同時に髪質改善が可能なのか?何故他の薬剤ではダメなのか?

👉ポイントは11番の薬剤の作り方です。

この薬剤はカラー剤に入れて使う事を前提に作ってます。酸の種類や濃度それに合わせてphを調整してますし、添加剤や各種栄養素も選別してます。なのでカラー剤に混ぜて使ってあれだけの効果が出ます。

あとそれと同時にあらゆる角度から多方面のケアや栄養素、結合や架け橋を組み込んでいます。酸熱もその一部です。
髪質改善は酸熱が全てではありません。
酸熱に全てを囚われると勿体ないです。

👉ケアの仕方はいくらでもあります。このKAMIKAIも酸熱を1番押してはいますが、それ以外のところでもトータルで使う事でかなりいい質感を出してくれます。
まずはベーシックを試して頂き自分流や自店流に落とし込んで下さい。

 

 

⭐️よくある質問⭐️

Q.ブリーチでハイライトする場合は先にカラーして後日髪質改善の方がよかったりしますか?カラーの褪色を考えるなら先に髪質改善の方がいいと思うのですが、ブリーチをするなら後の方がいいのかと、思いまして。お客様には別日で施術することをお願いしています。

A.ブリーチハイライトする場合ですね。
・僕ならブリーチ後にオンカラーをする場合でしたらそのオンカラーの時にカラー髪質改善をしてしまいます。
・カラーと髪質改善を別でやりたい場合には日にちを置いても特に徳はないので、カラーシャンプー後に16、17付けて11を付けるマニュアル通りの髪質改善をします。
・その時にカラーな褪色がブリーチ部分には特に出やすいので、注意が必要です。
・11番がバッファー効果も出してくれるので、僕なら2回来店させずに1日でやってしまいます。

 

Q.カラー髪質改善の時は弱アルカリカラーがいいとなってますが通常使ってるカラー剤でオキシをACの3%以下のものにするのはどうなのでしょうか?

A.・もちろんACは効果あります。ようはリフト力を減らしたいのでアルカリの力を減力出来れば効果として高くなります。

・アルカリキャンセル出来るアイテムをお持ちでしたら是非使って下さい。
僕はアルカリキャンセルする代わりに弱アルカリカラーを使ってます。
でもACを使うよりも弱アルカリカラーの方がそのアルカリ量に合わせて染料だったり、質感だったりを作ってるので、使い方にもよるとは思いますがそもそもアルカリが少ないカラー剤の方がいいとは思ってます。

 

Q.ブリーチや、ハイトーンにしたい時に酸性カラーがおすすめとはありますが、自店舗がブリーチはハイトーンが多いための工夫としては、ブリーチ後、または13レベルのカラーのシャンプー後にタマリスのファイバーキュアまたは、デミのコンポジオスカベンジャー等を使い、アルカリ性から中性程度まで、落としてから酸熱トリートメントはどうでしょうか?
また、効果はまだ、検証していないですが、ブリーチ後ななタマリスのブリーチキャンセルシャンプーを使い、酸リンスとして上記の二つのどちらか(まだ、使用していないですが、)を使い、急激にアルカリから酸性に持っていかずに2段階で、中性から酸性よりに持っていくのは試みとしてどうでしょうか?

 A.・弱アルカリか酸性カラーを推奨しているのは余計なダメージを与えない事が1番大きいんです!なのでブリーチの後のカラーをするのであればしっかりブリーチの残りをなるべく無くすシャンプーをして頂いて、KAMIKAIの薬剤でやるのであれば、シャンプー後に16.17を付けてカラー剤に06と11を混ぜた物を塗るのが理想的です。

・その時のカラー剤が弱アルカリか酸性カラーがいいです。
普通のカラー剤でやるよりも質感はいいし、なにより髪へのダメージが少なく済みます。

・ご自身でお持ちの処理剤との組み合わせなど色々と試して頂けるといいと思います!

・このKAMIKAIは少ない工程で無駄なく必要な物を補い、結果を出すところにあるので、試して頂けると嬉しいです!

・ブリーチ後にシャンプーした後の16番を付けると急激に疎水に傾くのでかなり軋みが出ますが正常な反応ですので、その17を付けて質感が変わった事を確認してからコーミングや揉み込みを行ってそのままカラーをして下さい!

 

Q.自分が1番気になる点として、①カラー後に髪質改善②カラーの中に11.06を混ぜてするカラー&髪質改善で、ためしてはないのですが、①のカラーをして、しっかりと?!髪質改善メニューをする方が効果が出るイメージなのですが…混ぜる=効果半減のイメージがありまして…

A.おっしゃる通りです!
・①と②では仕上がりの質感は違ってきます!

・①の場合は最初のカラー剤に06と11が混ぜていればいいですが、混ざって無くてアフターで髪質改善をする場合と混ぜて使用した場合の質感のはどっちもいいという結果になります!

・特にハイトーンが多い場合ですとアフターでの髪質改善はいくら色が抜けずらいレブリン酸でも多少抜けます。それも計算してカラーをすればいいんですが、少し慣れが必要になります!
①の場合の1番のデメリットは時間単価です!サロンワークを中心に考えてますのでかなり料金を上げないと成立しません。

②をする場合に弱アルカリで試してみて頂けると分かると思いますが、カラーと同時に髪質改善をする場合は06と11を混ぜる事で酸熱効果と言うよりは、カラーダメージの抑制やカラー剤の色素と同時に入り込める各種栄養素などが定着します!
髪質改善は全て酸熱とは思っていません。

・単品の11を使った酸熱が1番補修効果が高い事は間違いありませんが、それとはまた違った潤いと質感を出してくれます!
これがアルカリカラーだとメラニン壊すのと同時に栄養素の定着が悪く効果が少し半減してしまうので、弱アルカリを推奨しています!

・①と②とどちらの良さもあるので是非検証して頂けるといいと思います!

 

Q.カラーとの組み合わせで頭を悩ませています。
基本的にスロウなどを使用しており、やはりカラーと髪質改善のメニューが多く出ますので新たにカラー剤を、というよりこのまま使えたら1番良いなと。縮毛までではない、もしくはかけたくはない方であの質感が出せてなお艶々になる、という結果を今のカラー剤で出せれば…と。

A.・カラー剤に酸熱トリートメントの成分を混ぜ還元作用を起こす事は不可能なので、癖を治めるやり方としては12番の酸熱トリートメントをしてアイロンまでしてからカラーリングをして頂くやり方となります。

・癖は取れませんが収まりの良さと言う点においては、カラー剤に混ぜて施術するだけでもかなりの艶感と収まりは出てきます。

・ただ還元して癖を取る事はどうしても出来ないので、1度カラーと11番の髪質改善を試して頂けたらと思います!

 

Q.全体カラーと同時にやる髪質改善では12を使用するのはありでしょうか

A.カラーに12を混ぜるのはダメです!カラーと同日にやりたい場合は12ベースの髪質改善をアイロンまで終わってから、カラーの流れになります。

Q.全体カラーと同時にやる髪質改善で12がNGの場合は通常カラーをしてからの髪質改善になりますか?

A.・カラー後の髪質改善は、実際は色味が抜けずらいレブリン酸でも多少抜けるのと、時間単価がかなり悪くなるので基本的にはやらないです!

・カラーがハイトーンへのリフトアップの場合にカラー後に髪質改善をする時もあります。その場合はシャンプー台で11を塗布してミスト当てながら7分程時間を置く、クイックタイプの髪質改善で対応する事もあります!

・時間、時間単価、労力、総合的にみて98%のお客様はカラー剤に混ぜてやるやり方をしています。

 

Q.11や6をカラーに混ぜる髪質改善とカラーに混ぜす、通常通りカラーをした後髪質改善を行うとでは仕上がりに違いがありますか?

 A.仕上がりの違いは出ます!ですが、どっちも良さがあり一概には言えないんです。これは中々言葉で説明するより検証して質感を見て頂いた方が確実かと思います。

 

Q.KAMIKAIと相性の良いカラー剤のメーカーやおすすめはありますか?

A.・カラー剤に関しては弱アルカリカラー剤と酸性カラー剤をおすすめしてます。

・メーカーというよりは質感とダメージレスにこだわった物をお使いいただけるといいと思います。

・ちなみに自店ではロレアルのアルーリアを使っています。質感と発色をどちらも妥協せずにこれに落ちつきました。

 

Q.カラーと髪質改善は同時に可能ですか?

A.・はい可能です。ただカラーと一緒にやる場合は通常と工程が違います。工程マニュアルでご確認下さい。


Q.弱アルカリカラー剤が無いのですがどうするといいですか?

A.・リフトアップ以外は基本弱アルカリカラーか酸性カラーを推奨しています。これは髪質改善をするしないに関わらず僕は必須のアイテムだと思っています。

・ただ取り扱ってないお店も多いと思うので、その際はオキシを3%以下にしてトリートメントの配合量を多くして対応して下さい。トリートメントの比率を増やすと色味が薄くなるので1トーン落としたカラー剤を使ってみて下さい。


Q.マニキュアやヘナとの相性はどうですか?

A.・マニキュアで染められる場合はマニキュアと酸熱の薬剤を混ぜて使えません。

・なので酸熱トリートメントをした後にマニキュアをする工程となります。

・ヘナに関しては自店で取り扱っておりません。ヘナをカラーとして使用するか?トリートメントとして使用するかでまた変わってきます。
必ずご自身で試されてからお使い下さい。


Q.リフトアップの時は髪質改善と同時はやめた方がいいですか?

A.・リフトアップの場合はヒートケア01の配合量が多いとリフト力が下がります。

・どちらもきちんと効果を出したい場合はカラーを終えてから髪質改善の工程で行って下さい。


Q.髪質改善でない場合も01や06は入れても大丈夫でしょうか?

A.・はい!もちろん大丈夫です。

・前処理の16、17を含めダメージケアや質感を求めるカラーのお客様全員にやるのがベストだと思ってます。

・KAMIKAIのアイテムは熱により作用する物も多く含まれてます。最後にアイロンすると更に質感は増します。

 

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