記事: KAMIKAI工程マニュアル
KAMIKAI工程マニュアル
2024年5月22日更新
【はじめに】
髪質改善、縮毛矯正、について詳しくまとめたページは別で作ってます。ここはあくまで工程を確認する為にご活用ください。
KAMIKAI商品を番号で呼んだりしてますので簡単に記載しておきます。
01、シャンプー
02、ブースター
03、インバストリートメント
04、ミスト(熱反応型)
05、ケアオイル
06、ダメージサプリ(カラー剤にも添付する)
11、高濃度レブリン酸(髪質改善のベースとなる薬剤)
12、レブリン酸(還元作用あり)
13、ハリコシサプリ
14、ウルオイサプリ
15、クセケアサプリ
16、前処理剤1(2倍希釈)
17、前処理剤2
18、高濃度バッファー剤(7倍希釈)
19、縮毛矯正剤H
20、縮毛矯正剤S
21、GMT(縮毛剤添加剤)
【ベーシックセット使用時の工程】
01でシャンプー
↓
タオルドライ
↓
16を水で1:1で希釈して、フォーマーで僕は使ってます。
16を付けるとかなり疎水に傾きます。(かなりキシキシになります)
↓
その後そのまま17を重ねて付けます。
付けると質感が一気に変わるので変わったのを確認してからコーミングします。
↓
全体に馴染ませて1分程度置いたらそれなりにしっかり流します。
↓
その後02を付けてそのまま03をつけます。02の塗布量は03の半分の量で
↓
付けたら1.2分置いたら流します。(ミストなどあればこのタイミングで使って下さい)
それで一通りの流れは終わりです。
カラーやパーマの前処理に16と17付けてそのままカラーやパーマ
縮毛の中間水栓のシャンプー後に16.17付けて流します。
カラー、パーマ、縮毛後に16.17流して02.03のアフター処理にも使えます。
一通りの流れはこんな感じです。
☝️16付けて軋みが出ます。その後17付けて質感が変わったのを確認してからコーミングするのがポイントです。
ベーシックセットのマニュアルはまだ作っては無いのですが、KAMIKAIの商材の全ての工程で使う薬剤です。
【髪質改善編(カラー、縮毛をしない場合)】
⭐️11を使った髪質改善(癖は取れない)⭐️
〜工程①〜
・カウンセリングをしてお客様に見せながら11をカップに入れ、必要な栄養素(06、13、14、15)を説明しながら11の総量に対して10%〜20%足していきます。
※この時まだ塗布はしません
☝️お客様に説明し、見せながら調合していきます
〜工程②〜
・これから塗布していくトリートメントの浸透を良くする為に毛髪に付着している余分な物を落とします。(プレシャンプーします。)
〜工程③〜
・プレシャンプーが終わったらタオルで余分な水分を取り除きます。
その後16(フォーマー)と17を塗布します。(シャンプー台でも起こしてからでもどちらでもいいです。)
・16を付けるとかなり疎水に傾き軋みが出ます。ここではコーミングせずに揉み込む程度にして下さい。17を付けて質感がツルんと変わったのを確認してからコーミングして浸透させて下さい。ここでに16と17はギトギトに付けずに、薄めに付ける様にして下さい。
・そのまま流さずにセット面で工程①で作った薬剤塗布します。
※塗り終わって水分が滴る様でしたらタオルで軽く水分を取り除いて下さい
画像❷
☝️タオルドライを忘れずに、16と17の付け過ぎに注意してください
〜工程④〜
・これでベースが完成しました。
・セット面で工程①で作ったトリートメントを塗布していきます!
・この時、基本根本には付けません。
・トリートメントなので痛みのあるところを中心に塗布していきます。
〜工程⑤〜
・工程①の薬剤が塗布出来たらラップをして15分加温します。
・この時なるべく全体に熱が行き渡る様に!(ヒートキャップを推奨してます)加温器やスチーマーなどが無い場合は自然放置で15分時間を置いて下さい。
〜工程⑥〜
・15分の加温が終わったらシャンプー台でしっかり流します。
・その後シャンプー剤で軽く泡立てをして流します。
・毛先の水分を軽く取り02をつけて手で軽く揉み込み、そのまま03を付けてコーミングしスチーマーなどで浸透させます。(スチーマーが無ければ揉み込んで最低1分は時間をおいて下ださい。)
・その後軽く流してセット面へ
画像❸
☝️ブースター02は、トリートメント03の半分の量で大丈夫です
〜工程⑦〜
・セット面で乾かす前に04と05塗布しドライヤーで完全ドライさせます。(この時にブローしたり手櫛で上手に収まり良く乾かして下さい。)
・そして乾かし終わったら一旦お客様に触ってみてもらって普段ご自宅だとこんな感じになりますと伝えて下さい!
画像❹
☝️塗布したら、全体をコーミングし馴染ませてください
〜工程⑧〜
・お客様に触って頂いて、最後の仕上げにストレートアイロンで(180度推奨)しっかり熱を当てて終わりです。
画像❺
☝️酸熱トリートメントのアイロンワークはスライス2.3センチ幅です
*注意点*
👉最初のカウンセリングの時に、『あくまでトリートメントですので癖が取れてたりはしません!ただ収まりの良さが格段に上がるので癖が無くなった様に感じる方もいますが癖が無くなってる訳ではありません。』と伝えてください。癖が少しある人には12、癖が強い方には縮毛を進めてあげて下さい。
👉工程⑤の加温ですがローラーボールなどではなく、なるべく均一に熱が当たる様にして下さい!加温器が無い場合はヒートキャップはおすすめです。
👉ハイトーンの方は多少褪色する場合がありますので事前にお伝えください。
👉酸熱のアイロンはストレートに仕上げる為にやるものではなくて、髪の中の自由水を飛ばす目的でやります。なので2.3センチ程の幅でしっかり熱を当てて下さい。
👉カウンセリング後にお客様に見せながら薬剤を調合するのがかなりのポイントです!これをするとしないとではリピート率と満足度にかなりの差が出ます!お客様の髪質に合った物を使ってあげて下さい!
⭐️12を使った髪質改善(癖が少し取れます)⭐️
〜工程①〜
・カウンセリングをしてお客様に見せながら12をカップに入れ、必要な栄養素(06、13、14、15)を説明しながら12の総量に対して10%〜20%足していきます。(なるべく多く癖を取りたい場合は添加は10%にしましょう)
※この時まだ塗布はしません
〜工程②〜
・これから塗布していくトリートメントの浸透を良くする為に毛髪に付着している余分な物を落とします。(プレシャンプーします。)
〜工程③〜
・プレシャンプーが終わったらタオルで余分な水分を取り除きます。
・16を付けるとかなり疎水に傾き軋みが出ます。ここではコーミングせずに揉み込む程度にして下さい。17を付けて質感がツルんと変わったのを確認してからコーミングして浸透させて下さい。ここでに16と17はギトギトに付けずに、薄めに付ける様にして下さい。
・そのまま流さずにセット面で工程①で作った薬剤塗布します。
※塗り終わって水分が滴る様でしたらタオルで軽く水分を取り除いて下さい
画像❷参照
〜工程④〜
・これでベースが完成しました。
・セット面で工程①で作ったトリートメントを塗布していきます!
・この時、基本根本や頭皮には付けません。
・全体の癖が取りたい場合は根本を2センチ程は空けて毛先まで塗布していきます。
〜工程⑤〜
・ここでは加温はしません。
・ラップをして自然放置で15分おきます。20分以上は置かない様にして下さい。
〜工程⑥〜
・15分終わったらシャンプー台でしっかり流します。
・その後シャンプーで軽く泡立てをして流します。
・毛先の水分を軽く取り02をつけて手で軽く揉み込み、そのまま03を付けてコーミングしスチーマーなどで浸透させます。(スチーマーが無ければ揉み込んだりしごいたりして最低1分は時間をおいて下ださい。)
・その後軽く流してセット面へ
画像❸
〜工程⑦〜
・セット面で乾かす前に04を塗布しドライヤーで完全ドライさせます。(この時にブローしたり手櫛で上手に収まり良く乾かして下さい。)
画像❹
〜工程⑧〜
・お客様に触って頂いたら最後の仕上げにストレートアイロンで(180度推奨)しっかり熱を当てて終わりです。
画像❺
*注意点*
👉ブリーチ毛や痛み過ぎて髪の体力のない方にはおすすめできません。
👉ハイトーンの方は多少褪色する場合がありますので事前にお伝えください。
👉この12は微力ですが還元剤を入れてます!髪の負担になる程では無くほぼトリートメントって認識で問題ないのですが、お客様に説明する際に『癖を少し取らないといくらケアをしても艶髪になれないんですよ』と伝えてあげて下さい。
👉微力の還元力を持っていますが、2剤は必要ありません!自然に酸化出来る程度の還元力です。
👉癖が若干あって縮毛する程でも無い方にはかなり有効です。2回程やれば軽い癖なら程よく収まります。癖がとても強い人には縮毛を進めてあげて下さい。
👉全体カラーをする場合は工程⑧まで終わらせてからそのままカラーをして下さい。カラーがリタッチの場合は根本カラー、毛先髪質改善でやる事が可能です。この12番はカラー剤には混ぜないでください。
👉酸熱のアイロンはストレートに仕上げる為にやるものではなくて、髪の中の自由水を飛ばす目的でやります。ですがここでのアイロンは癖を伸ばす目的もあります。どちらにせよしっかりと熱をあてて下さい。
【カラー編】
⭐️全体カラーと同時にやる髪質改善⭐️
※全体カラーで毛先はリフトアップではないカラーを想定してます。
〜工程①〜
・まずカラー剤を根本と毛先で分けて作って下さい。
・根本の薬剤は06を総量の5%〜10%程度入れて下さい!
・毛先には、なるべく酸性カラーか弱アルカリカラーを使ってOXYは 3%以下を使って下さい。
・その毛先のカラー剤の総量に対して06を10%、11を5%入れて下さい(これは色味と質感バランスのいいベーシック配合です)
※カラーの放置タイムを15〜20分置く事を前提に薬剤選定して下さい。
〜工程②〜
・プレシャンプーして(時間が取れない場合はスプレイヤーで)毛先の部分をウエットにした状態で16と17と付けます。よくコーミングや揉み込んで毛先全体に馴染ませてください。
画像❷参照
・その後事前に作ったカラー剤でいつも通りにカラー塗布して、乳化もしっかりしてシャンプーまでしてください。(放置タイムは15〜20分は置けるようにしてください。)
〜工程③〜
・シャンプーが終わったら軽く水分をとりバッファー剤(7倍希釈)を髪全体に付けてコーミングと揉み込みをして(1、2分したら)流します。
〜工程④〜
・バッファー剤が終わったら02つけて揉み込んでそのまま03を付けてコーミングして1、2分したら流します(この時にスチーマーなどあればして下さい)
画像❸参照
※ダメージが強くてパサつきが酷い人にはバッファー剤終わった後に16と17を付けてちょっと時間置いて流します。その後02、03と進んで下さい。(16と17を入れる事によって更に保湿されます。16をつけ過ぎたり濯ぎが甘かったりするとベタ付く可能性もあります)
〜工程⑤〜
・セット面で乾かす前に04を全体に塗布してから乾かします。
画像❹参照
・毛先のパサつきが強い人はオイル系のトリートメントを毛先に足して下さい。
・完全ドライした後にアイロンでしっかり熱を浸透させて終わりです!
画像❺参照
*配合目安*
👉根本は06を5%〜10%まで。10%以上入れると白髪染めなどは色味が少し薄くなります。
👉毛先
色味重視→06を10%、11を5%
質感重視→06を10%と13、14、15で10%と11を10%
色味無視、質感に振り切る→06を30%と13、14、15を10%と11を10%
*注意点*
・リフトアップする時に11を5%以上入れるとリフト力や色の入りも悪くなります。
・カラーと酸熱を同時にやる場合はカラー剤が付いてる状態でヒートキャップや熱をあてる事はしません。自然放置にして下さい。
・髪質改善でないカラーだったとしても06と11を入れるだけでかなり仕上がりの質感は良くなります。
⭐️リフトアップカラーの場合の髪質改善⭐️
〜工程①〜
・カウンセリングをしてお客様に見せながら11をカップに入れ、必要な栄養素(06、13、14、15)を説明しながら11の総量に対して10%〜20%足していきます。
※この作った薬剤はカラー後に使います
〜工程②〜
・プレシャンプーして毛先の部分をウエットにした状態で16と17と付けます。よくコーミングや揉み込んで毛先全体に馴染ませてください。
画像❷参照
※限界までリフトしたい場合もドライのまま何も付けずにカラーして下さい。
カラー剤は総量に対して06を10%、11を5%入れて下さい。入れすぎるとリフト力が弱くなります。根本と毛先と剤が分かれる場合には毛先に入れて下さい
その後いつも通りにカラー塗布してシャンプーまでしてください。
〜工程③〜
・カラーシャンプーが終わったらタオルで余分な水分をよく取り、16と17を薄めに付けてから工程①で作った髪質改善の薬を塗布します。
(時間を気にする場合はそのままシャンプー台で寝かせたままやります。放置タイムは5分〜7分です。ミストや浸透促進や熱を当てれる場合は当ててください)
・時間にゆとりがあれば通常の髪質改善と同じやり方でヒートキャップで時間を置いて下さい。
〜工程④〜
・5〜7分放置したら流して、シャンプーで軽く泡立てして流します。
・02、03を付けて1~2分置いて流します。
画像❸参照
※この時に髪質改善の11にバッファー効果がありますのでバッファー剤は必要ありません。
〜工程⑤〜
・セット面にで乾かす前に04を全体に塗布してから乾かします。
画像❹参照
・完全ドライした後にアイロンでしっかり熱を浸透させて終わりです!
画像❺参照
※ カラーと酸熱を同時にやる場合はカラー剤が付いてる状態でヒートキャップや熱をあてる事はしません。
⭐️カラーがリタッチで毛先には11の髪質改善、12を使う事も可能⭐️
〜工程①〜
・カウンセリングをしてお客様に見せながら11をカップに入れ、必要な栄養素(06、13、14、15)を説明しながら11の総量に対して10%〜20%足していきます。
〜工程②〜
・プレシャンプーして毛先の部分をウエットにした状態で16と17と付けます。17を付けて質感が変わった事を確認してからコーミングや揉み込んで毛先全体に馴染ませてください。
画像❷参照
〜工程③〜
・根本のカラー塗布します(毛先に髪質改善の薬を付けて15〜20分放置出来る薬剤設定にして下さい)。
・毛先には先程作った髪質改善の薬剤を塗布して15〜20分放置してシャンプーです。
〜工程④〜
・シャンプーが終わったら02つけて揉み込んでそのまま03を付けてコーミングして1〜2分したら流します(この時にスチーマーなどあればして下さい)
画像❸参照
※カラーがリタッチなのでバッファーを省いてますが、やれるようであればやった方がいいです。
〜工程⑤〜
・セット面にで乾かす前に04を全体に塗布してから乾かします。
画像❹参照
・完全ドライした後にアイロンでしっかり熱を浸透させて終わりです!
画像❺参照
※カラー縮毛と酸熱を同時にやる場合はカラー剤が付いてる状態でヒートキャップや熱をあてる事はしません。
【縮毛矯正編】
⭐️縮毛矯正(リタッチ)と11を使った髪質改善、12を使う事も可能⭐️
〜工程①〜
・カウンセリングをしてお客様に見せながら11をカップに入れ、必要な栄養素(06、13、14、15)を説明しながら11の総量に対して10%〜20%足していきます。
〜工程②〜
・根元に縮毛矯正の薬をドライのまま塗布。(塗り終わってから25分放置)
〜工程③〜
・縮毛の薬剤を塗ってない毛先部分をウエットにし16、17を塗布しコーミング。
・そのまま工程①で作ったものを縮毛の薬と重ならないように塗布。
※縮毛の薬剤と重なると縮毛の薬が弱くなります。
〜工程④〜
・25分置いたら薬剤を3分程しっかり流します。
・流したらシャンプー剤で優しくしっかり泡立てします。(必ずシャンプー剤で泡だてして1剤をしっかり流し切って下さい)
・中間処理に16を薄ーく、17をつけて全体に馴染ませ流します。その後しっかり水分を拭き取ってセット面へ。
〜工程⑤〜
・ドライ前に04を全体に塗布しアイロンを毛先まで入れます。
画像❻
・アイロンワークが終わったら2液を1液を塗ったところよりも少しオーバーラップして塗ります。
・放置タイムは15分です。
〜工程⑥〜
・放置したらシャンプー台でしっかり流して、18を付けて1、2分置いて流して02、03付けてコーミングして1、2分置いてから流します。
画像❸参照
・後はドライ前に04付けて終わりです。
画像❹参照
⭐️全体縮毛矯正と11を使った髪質改善、12は使えません⭐️
*工程と考え方*
・縮毛の2液流し終えるまで一緒です。
・基本縮毛するとつるんつるんになって髪質改善の仕上がりと見た目の違いは大きく出ません。ですが髪の補修の部分では大きく差が出ます。
・全体縮毛矯正をやる場合の髪質改善ですが工程の中でレブリン酸の高濃度を組み合わせていくことが難しく、縮毛終わってから11を使った髪質改善をするのが理想と思います。
・ですがただでさえ縮毛に時間がかかってて、そこからまた1時間とか時間を使うのが営業ベースで考えると難しい人はシャンプー台でやる時短の方で対応します。
*工程、時短髪質改善*
・時短の方は、2液流した後、タオルドライ、そのままシャンプー台で16、17薄めに付けて11を塗布(お客様に合わせた物を事前に作って)、ここでスチーマーや温める機材があれば温めながら5〜7分置きます。
・その後は流してシャンプーで泡立てます※ここでバッファーは入りません。
・02、 03付けて1、2分置いて流します。
・セット面に移動し04付けてドライとアイロンで仕上げます。
⭐️縮毛矯正とカラーを同時にやる時の髪質改善⭐️
*工程と考え方*
・縮毛のアイロンを終えるところまでは一緒です。
・縮毛の2液の代わりにカラー剤を塗布するところが多いと思いますが、基本的には推奨できません。ですがサロンワークとなると時間単価や効率がかなり大事になってくるのも事実。
・2液の代わりにカラー剤で酸化させていく場合の工程を載せておきます
*工程と、2液カラー剤バージョン*
・基本的にリフトアップは推奨できません。質感が大きく下がります。なるべく弱アルカリか酸性領域のカラー剤にして下さい。
・2液の代わりにカラー剤でやると毛髪内の油分と脂質がかなり無くなります。カラー剤にも(06、11、14辺り)入れた方がいいし、アフターでもしっかり補充した方がいいです。
・全体縮毛、全体カラーでハイダメージの場合は特にです。
〜工程①〜
・縮毛のアイロンを終えたらカラー剤をドライのまま付けていきます。カラー剤の中に11と06を総量の10%ずつ入れます。ここでは前処理はしません。
・カラーも縮毛を酸化させるのに最低20分、時間を置く薬剤選定にして下さい。時間が短か過ぎたりOXYの%が低過ぎたりすると酸化不足となり癖が出たりします。
〜工程②〜
・20分以上置いたらしっかり乳化をしてシャンプーします。
・シャンプーを終えたら水分をよく取り18(バッファー剤)を全体的に塗布しコーミングし2分置きます。
・この時ダメージが強い方は16、17を付けてコーミングと揉み込みで1分ほど置いて流します。
〜工程③〜
・後は02、03付けてコーミングして1、2分おいて流します。
・04付けてオイル系のトリートメントがあれば付けて乾かして終わりです。
※工程③後にもう一度アイロンはしません。
【パーマ編】
⭐️パーマと髪質改善⭐️
・基本的にパーマと髪質改善はあまり相性がよくないです。
・だたパーマ特有のざらつきを取ったり質感を向上させる事ができます。
・パーマ後に髪質改善しても問題ありませんが、パーマの酸化不足だったり、かかりが弱かった場合最後がアイロン仕上げになるので(カールアイロン仕上げも可)パーマが少し弱くなる可能性がある事も頭に入れておいて下さい。
〜工程①〜
・パーマはいつも通りかけます。ロットを巻くときに16、17を先に薄めに付けてから巻いて下さい。
・その後ロットアウトして流したらクイックで髪質改善するか、セット面に移動して16、17、11付けて後はいつも通りでアイロン仕上げです。
⭐️デジタルパーマでも圧倒的な質感を出せます⭐️
〜工程①〜
・カウンセリングを終え、塗り分けなどの工程をイメージして1液を作ります。薬剤は縮毛と比べ少し弱めの設定にして下さい。
〜工程②〜
・先ほど作った縮毛矯正の薬を塗布し15分おきます。
(髪の痛みが強すぎてる場合は前処理をして下さい)
・15分でチェックし良ければ流します。
〜工程③〜
・1液をしっかり流し、あまり擦らない様にシャンプーします。
・中間処理は16(薄め)と17付けてコーミングして1分置いて流して、04付けてワインドして加温します。温度は高くし過ぎない様にして下さい。
〜工程④〜
・加温が終わったら2液塗布し流します。
(酸熱をする場合は2液流し終えてから酸熱の工程に入ります)
・18付けて揉み込み、02、03付けて流します。
・後は、ドライして終わりです。
※デジタルパーマは縮毛矯正に慣れて薬剤の強さなどに慣れてからお使い下さい。熱の加減などに気おつけながらご使用下さい。
【最後にみなさまへ】
髪質改善、縮毛矯正について詳しくまとめたページを別で作ってます。
ここはあくまで工程を知り覚える為にご活用ください。
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